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料亭の味、千草ホテルのお雑煮はいかがでしょうか?
2017.11.08

急に肌寒くなり、年末のための準備にも入られる方も多くなってくるのではないでしょうか。

さて、まだ少し早いですが年末年始の節目、新たな一年の無病息災を祈り縁起物として食べられる「おせち料理」の名脇役「お雑煮」についてです。

2018年お正月から千草ホテルでは「お雑煮セット(2名様分・限定50個)」3,240円(税込)で販売いたします。

そこで、今回はお雑煮について簡単に説明いたします。

みなさんもご存知の通り、お雑煮には各地方のお出汁や具材に特色、各ご家庭の味があります。

 

【東北地方】すまし仕立て:焼いた角餅と鮭やいくら、はぜ、ほや、くじらなどの各地の海鮮魚を入れるのが特徴。

【関東地方】すまし仕立て:千葉では青のりやかつお節などの海産物をのせた「はばのり雑煮」、東京は鶏肉と小松菜を入れた「江戸雑煮」があります。

【近畿・四国地方】白みそ仕立て:近畿からお出汁とお餅の種類がガラッと変わり、各県でメインの食材がユニークになってきます。お餅も茹でた丸餅が多いようです。京都は京野菜を使った「京風雑煮」、福井は「かぶら雑煮」(赤みそ仕立て)などが代表的なお雑煮となります。ちなみに香川のあんこが中に入ったお餅を入れる「あんもち雑煮」は有名ですね。

【中部地方】すまし仕立て:広島では名産物のカキがメインで入っています。島根ではあんこのおしるこのようなお雑煮となります。

【九州地方】すまし仕立て:九州はだしの取り方として、博多では焼きあご、熊本はスルメ、鹿児島ではエビ、とそれぞれ特徴があります。海の幸、山の幸が豊富な九州は具沢山になり、またそれぞれ縁起物として意味を持たされていますね。

 

皆様のご家庭はどういったお雑煮をお召し上がりになられますか。

 

あごだしとするめの両方でお出汁をとったり、お餅だけをすくってきな粉につけて食べたり、各家庭でご家族のルーツやこだわりによって様々なところも奥が深いですね。

ただ最近では、年末年始も忙しかったり出汁をとったり材料調達の仕込みが大変、という理由でお雑煮が出なくなっているところも少なくないようです。

そんな忙しい現代の方々のためにも本年度から千草ホテルのプロの味をご家庭でお召し上がりいたただきたいなという思いから作りました。

千草ホテルのお雑煮は、カツオと鶏だし、紅白の丸餅、ブリ、しいたけ、鶏、里芋、カツオ菜、と福岡での定番のお出汁と具材となっております。

ぜひ、おせち料理とセットでお召し上がりください。ご予約お待ちしております。(※「お雑煮セット」単品でのご注文は承っておりません。)