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小さなサプライズにほっこり♪
2015.12.25

Merry Xmas!!

今年は何だか“冬とは思えない”、温かで穏やかな気候のまま、冬の一大イベントがやってきました。

我が千草ホテルのフランス料理レストラン「ミル・エルブ」は、開店より30周年という記念すべきメモリアルイヤー!

永年の多くのお客様からのご愛顧に感謝し、今年のクリスマスディナーは「千草ホテルのスペシャリテ」をギュッと詰め込んだお料理をご用意させて頂きました。

1985年の開業当時より、変わらぬ味を受け継いできた「九州産黒毛和牛の低温料理~ロッシーニ風~」

黒毛和牛の旨味をググッと引き出してくれる「低温調理」という技法。

専門的に少し解説しますと、お肉の塊の中心温度(芯温/しんおん)を65℃以上に上がらないよう設定したオーブンで、3日間に分けて真空調理をする、という。。。プロの骨頂ともいうべきスゴ技の調理法です。

その、最高に美味しい状態のお肉に・・・「ロッシーニ」という名前の・・・

これは、「フォアグラのソテー」が一緒についているお料理のことなのですが、イタリアの作曲家でもあり著名な美食家でもあった「ロッシーニさん」の名を冠し、さらに贅沢なことに、マデラ酒をベースにしたソースにはトリュフまで散りばめてあるという・・・

この、超ゼイタクなお肉料理のことを、フランス料理の世界では「ロッシーニ風」と称しています。

おっ!!おいしそう!!!

はい、大変贅沢で最高に美味しい一皿でございました(試食の感想です!笑)

 

そして、お皿が届く最後の最後まで、ナゾに包まれていたデザート。

「30」周年の文字と・・・ナゾの半球体にほわほわの・・・??

これは、チョコレートで出来たドームの中に、くわの農園さんのあまおうイチゴのコンポート&グラニテ、そしてカスタード風味のバタークリームを挟んだ小さなケーキにピスタチオのカリカリクッキーと・・・仕上げに、ミント味のわたあめ!

手前味噌ではありますが、もはや文章でも口頭でも説明出来ない、素晴らしい出来栄えのデザートでした!

 

そんな、スペシャルなお料理をスペシャルにお届けしていた、千草ホテルのサービスマンたち。

今宵はクリスマス・・・ということで、乾杯からシャンパンやスパークリングワインをオーダーされるお客様もいらっしゃったのですが、レストラン「ミルエルブ」のバックヤードの片隅で、ボトルについているコルク止めの「金具」を・・・何やら・・・グニグニと・・・チマチマと・・・

何してるんでしょうね?

しかし、なんだかものすごく楽しそうなんです(笑)

このサービスマンJさんは、千草ホテルでは支配人に次いで長いサービスマン歴を誇る超ベテランスタッフ。

ニコニコしながら、楽しそうに何かを作ってる?細工をしています。

「出来た~」とひそひそ声でささやいて見せてくれたのは・・・金具で作った小さな椅子!!きゃー!かわいい!!

これを、今宵のクリスマスディナーにお越しいただいたお客様のテーブルにこっそり置いたり、お帰りの際にお渡ししたり。

お客様は「わぁ!」「かわいい!」「すごーい!」と、とても喜んでくださって、その様子を眺めているだけで・・・もうほっこりしまくり!でした~。

 

ほんの、ちょっとの、小さな小さなプレゼント、ですが、サービスマンJさんのほんっとに優しい人柄が現れた、素敵なサプライズ。

「しょーもないことして、遊びよるんよねぇ、だけどお客さんが喜んでくれるかな~せっかくやな~と思って・・・」照れながら話してくれた姿に、同じ職場で働く者としても、すごく心に残るひとときでした!

最高です、千草ホテル(自画自賛~笑)

 

では、みなさま、引き続き楽しいクリスマスの夜を・・・♪♪

 

 

 

 

※最後になりましたが、こちらはレストランの名物?マネージャーの、双子のお兄さん(彼も今宵はサンタクロース)です!