【COLUMN】花田伸一のアート!アート!アート! vol.42
2025.03.01
作者はアメリカや日本の大量生産・大量消費社会に疑問を抱き、電気ガス水道のないインドの村を訪れました。
本作ではそこで学んだ古来の鋳造法が活かされています。
作者はその後も自然観察会や畑作りなど、地球環境の持続可能性をめぐる表現活動を続けています。
かつて独の美術家ヨゼフ・ボイスは社会に働きかける活動のことを社会彫刻と呼びました。
芸術と社会とはいつも繋がっています。
[リー智子 作] 「無題」 1988年頃/ブロンズ 鋳造
別館4階 廊下
[キュレーター] 花田伸一
北九州市立美術館の学芸員、九州芸文館の学芸員を経て、現在佐賀大学芸術地域デザイン学部教授を務める。